遺産相続jungle…

相続とは、亡くなった人の財産上の権利義務を、配偶者や子供などの一定の親族関係にある者が継承することです。このとき、亡くなった人を「被相続人」、財産を引き継ぐ人を「相続人」といいます。「相続人」は不動産や預貯金といったプラスの財産だけでなく、ローンや借金などのマイナスの財産もすべて相続しなくてはなりません。こうなると、結果的に引き継ぐ資産がマイナスになってしまう場合が出てくるため、「相続人」には遺産を相続するか放棄するかを洗濯する自由が与えられています。

個人の財産を受け継ぐことができる相続ですが、実際に相続を完了するまでには、面倒な法的手続きや書類の準備など、複雑な過程とさまざまな手続きを要します。この相続の一連の手続きは、一般の方でもおこなうことがもちろん可能ですが、非常に大きな労力と時間がかかることになってしまいます。なぜなら、相続については民法で細かいさまざまな規定があるからです。

このように手続きが煩雑で大変な相続ですが、手続きを専門家に代行してもらうことが可能です。そんなときに頼りになるのが、身近な街の法律家と言われる行政書士。相続人の確定から相続財産の調査、遺産分割の協議など、相続完了までに必要な手続きや調査をはじめとして、書類の作成や提出などの一連の業務を代行してくれます。

相続に関して、いきなり弁護士などに相談するのは敷居が高い、というような場合には、まずより身近な行政書士に相談してみるとよいかもしれません。